特定非営利活動法人 元気な日本をつくる会

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2012年1月25日から26日
昨年8月に現地視察にて訪問したのち、時間が経過しておりましたが、会員様より、
農業についての特徴付けをするうえで、何か面白い事をしている地域はないか。
という問い合わせから、前回、訪問した京丹後市様の、「かに殻」を活用した
地産地消の循環システムを、紹介させていただきました。

前日より、「大雪警報」が出ていたため、大雪になっていました。
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●京丹後市 網野庁舎にて
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・ 京丹後市 企画総務部長様、農林水産環境部 農政課長様、商工観光部 主任。
・ 【かに殻活用研究会】産直組合 京たんご 吉岡事務局長(右から2番目)
・ エムズファクトリー 前田社長、秋山統括部長。フォーバル 須田
カニ殻を使った栽培により、スイカの糖度が上がり、独自性を持たせる事ができた。

カニ殻の回収は、旅館に協力をしてもらっているが、数に限界がある。
集めた殻を乾燥させて、粉砕するが、現在の粉砕機は改良を重ねて3号機になる。
細かすぎても蒔けない、大きすぎても地面に解けない。
乾燥してなくては、べとべとでだめ・・・・。
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■個別情報
①カニ殻のみでなく、独自の混合物を数種類、混入していることで、効果が大きい。
②3年前からみかんにもカニ殻を撒き始めた。
③カニ殻の不足から、兵庫県や三重県から一部を購入している。
④カニ殻やえび殻に含まれている「キチン・キトサン」が主成分。これにより糖度が高くなる。
⑤カニ殻をまくと、においで鳥獣の被害が増える。(猪、鹿、さる、熊。)
⑥カニ殻の粉砕機から、こぼれるカニ殻の粉が、機械の周りに落ちるわけだが、
そのエリアだけ、雑草などの草の生え方が多くなっている。
⑦カニ殻を鶏のえさに入れてみたが、卵は、味も色も何の変化もなかった。
しかし、鳥の免疫力が5倍程度、つよくなった。
⑧他 多数。
他にも実際に利用する為の情報とカニ殻の粉砕サンプルも頂きました。
自分の畑にて実験し、提携農家に広げていく予定です。
※上記はブログ向けの記事ですので、もっと詳しい情報は会員専用サイトへ
● アミティ丹後
・財団法人 丹後地域地場産業振興センター
・Re.丹後LLP (Re.丹後 有限責任事業組合)
ICT活用型農産品販路拡大事業
LLPにて地元農家の方と、スーパー・百貨店・有名料亭などの連携に挑戦している。
「京野菜」という言葉は有名ですが、ここでは、「丹後」をブランド化して出していきたいと
考えておられます。
農家に対して、何が収穫できるかをあらかじめ、情報として入手し、販路である店舗や
スーパーなどから、注文がはいると、農家に連絡して、事業所に持ってきていただく。
必要な物が集まった時点で、まとめて出荷。
農家の方向けに、売上管理などの仕組みも提供できている。
このやり方は、現状ではコストが大きくかかっていると思われます。
しかし、日本のあらゆる地域において、大・中規模農業ができないところの
独自性創出のためには、必要なチャレンジと思います。
少数・高付加価値の農作物をつくる上で、努力されています。
農家の方々の協力、購入者の協力、そして、その連携を成功させようとする方々の
熱い思いにより、ここまで、来たと思います。
私たちも応援したいと思います。
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http://shop.retango.org/
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●この時期、京丹後は「カニ料理」が有名で、主に近畿圏から、カニ料理を食べる為の
旅行者が増える時期であります。
カニの魚場は同じでも、近隣地区では水揚げするのに数日かかる。
その点、間人は、魚場から、その日のうちに水揚げできるので、新鮮なことから、
他の近隣地区より1.5倍近くの価格になっている。
今回お伺いしました皆様、市職員の方々には大雪の中、大変お世話になり
有難うございました。
商品のブランド化、販路拡大、ITCを使った事業モデルの確立のため、
引き続き、元気な日本をつくる会として情報共有、意見交換を継続させて
いただきます。
(須田憲和)