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「官民パートナー」2011/1/27島根県江津市

江津市2-官民110211
1月27日(木)に第4回官民パートナーシップ勉強会を
開催しました。
今回お越し頂いたのは、島根県江津市です。
場所はお馴染み自民党本部。
江津市1-官民110211
今回は、
江津市より田中市長含め、7名と
企業経営者33名の勉強会となりました。
また、国会議員の先生方も多数ご参加。
①大久保会長より NPO元気な日本をつくる会の紹介
当会の軸は、「グローバル進出」と「地方の活性化」
官民パートナーシップを通じて、日本を元気にする主旨で活動している。
②田中市長より 江津市PRタイム
・江津市の位置・人口(2.4千人)及び江の川を水源とした産業があった
高齢化率 33%
産業構造は、製造業を中心に2次産業が雇用の場を創出
3.歴史・文化面では、神話の発祥の地→神楽、古事記、万葉集、また温泉
・行政課題と産業振興課題
1.行政課題: 雇用創出・産業振興(→推進のため行政が注力)
現在の取り組み…Bなどの創業支援:江津市のビジネスプランニング
温泉リゾート(かぜのくに)、道の駅(さんぴこごうつ)の経営力強化
2.産業振興課題: 特産物の新規市場及び販路拡大
現在の取り組み…バイオマスチップボイラーの販売促進:かぜのくに燃費1/3
桑(茶)製品の商品開発及び販路開拓
マルナガファーム豚のブランド化と販路開拓
石州瓦の販路開拓
③官×民 意見交換会
江津市3-官民110211
(江津市市長ら)
江津市のPRについて、
まずは、全体の所感を民間視点で経営者から頂きました。
江津市4-官民110211
↑セゾン投信㈱ 中野代表より
「地域全体で、アジア市場を求めてビジネス創出をすべきではないか。
市長は色々なビジネス展開を見据えた手を打っている、非常に評価すべきポイントである。
背景として、全国でも人口が少ない島根県の中で、
特に、石見・出雲は人口が少なく過疎地であるため、
お金の流れをいかにつくるかが重要ではないか。」
江津市5-官民110211
↑㈱高田屋 野口代表
「松江に店舗を構えている。
年商1.5億円で、最初はビジネス出来るか不安だったが、
地域人口の半分の方に来ていただいている。
島根県産ソバ粉を使った新商品を開発したい。」
江津市6-官民110211
↑㈱ジャスト 本多代表
「エネルギー事業を注力した展開を共有。
地震が少ない地域であるので、原発を誘致してはどうか。
CO2削減の先端地域として進めていいのではないか。」
その他、
経営者より)
社会起業(ビジコン)に関してどんな取り組みをしているのか。
江津市)
過疎高齢化の地域ビジネスの課題から若者のインターンシップを促進している。
議員より)
江津市の福祉政策(現場)に関して
宮城県にて20名の企業が養蚕事業化について紹介した事例がある。
参考にしてみては。
議員より)
江津市の福祉政策(現場)に関して
効率化、民営化をするならバランスが必要なのでは。
江津市)
広島から民間企業が進出し施設が増えている。
しかし、行政が厳しくアウトソーシングしたい中で受け皿企業が少ない。
よって、ビジネス創業を促進することは故郷の担い手としては可能性のある分野である。
など、
江津市の取り組みに対して、意見交換がなされました。
具体的な提案意見となったのが、
・桑の葉のブランド、大学生の起業家コンテストや会議の場所提供
・地方大学(大学生)の高度人材化、地方で事業展開するに辺り予算額と受け入れ体制
この2点。
江津市田中市長より、
「予算額について委託費1000~2000万として検討可能。
高度人材化について、県内の大学はなく県外の大学と連携。
事業は摸索しながら市職員と連携を図るために強化していく。」
江津市7-官民110211
(江津市田中市長)
とご回答を頂き、会を締めました。
次回の官民パートナーシップ勉強会について
次回は2011年3月10日8:00~10:00に開催予定です。
お呼びする自治体は、京都府京丹後市。
詳細が決まり次第、ご案内いたします。

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