【青森県十和田市】平成30年度十和田市6次産業化シンポジウム開催
青森県十和田市で展開させて頂いている「6次産業化促進支援事業」では、年間を通した勉強会の開催、個別相談、海外(ベトナム)への販路拡大への調査などを実施させて頂いており、数多くの方々にご協力を頂いております。
今年度も例年に引き続き6次産業化シンポジウムを開催いたしました。
■日時
2019年2月8日(金) 13:30~16:30
■場所
十和田市民文化センター
■第1部 基調講演
『6次産業化商品の魅力を伝えるネーミング、ブランドの役割』
(特非)日本フードコーディネーター協会 理事 和泉 守計 氏
■第2部
①市内事業者による事例発表
(株)小原工業 十和田香美工房 松田 美穂子 氏
ガーデンキッチン垂穂 小野 美保 氏
(有)丸井精米工場 営業部長 丸井 可朗 氏
(株)WAND 代表取締役 岡山 拓也 氏
②パネルディスカッション
『効果的な情報発信の手法と効果』
コーディネーター
(株)パワフルジャパン十和田 取締役 須田 憲和 氏
パネラー
(株)小原工業 十和田香美工房 松田 美穂子 氏
ガーデンキッチン垂穂 小野 美保 氏
(有)丸井精米工場 営業部長 丸井 可朗 氏
(株)WAND 代表取締役 岡山 拓也 氏
(特非)日本フードコーディネーター協会 理事 和泉 守計 氏
国産(株)代表取締役 影山 恭英 氏
■第3部
地域の企業・加工品PRブース、個別相談コーナー、HACCP相談コーナー
基調講演では、食の商品企画・開発・ネーミング・ブランドプランニング分野に精通する和泉 守計氏をお招きして、6次産業化商品の魅力を伝えるネーミング、ブランドの役割について、わかりやすいスライド資料を使ってお話しいただきました。特に、消費者の利用価値を想像する「価値視点」をネーミング・ブランドに取り入れることが大事というお話は勉強になりました。
市内事業者による事例発表では、8分の時間制限設定で4つの事業者の代表者に取り組み事例を通した自社PRをしていただきました。
4社ともそれぞれ、個性的かつ魅力ある発表となりました。
短時間の発表に苦戦しておられる方もいらっしゃいましたが、発表後、皆さんが口を揃えて良い勉強の機会になったと仰っていただけました。
パネルディスカッションでは、効果的な情報発信の手法と効果というテーマを題材にして、4事業者の方の発表の感想も交え、こだわりポイントのアピールの方法、付加価値の考え方等、それぞれのパネラーの方々の視点で大変参考になるお話をしていただくことができました。
今回は、大雪で足元が悪いにも関わらず、農家の方をはじめ、事業者、商社、観光施設、金融機関、JA、メディアの方々総勢100名近くの方にお集まりいただき、盛況となりました。
最後に、段取り、準備、進行等でご尽力していただいた十和田市とわだ産品販売戦略課の皆様に感謝申し上げます。