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2011/11/15宮城県女川町訪問

女川町の町長が新しく変わられた2011年11月15日に訪問させていただきました。
元気な日本をつくる会として、これから、どのような提案をさせていただくか、信頼関係の構築もあわせ、微力ではございますが、ご支援させて頂きたいと考えております。
■新町長について
須田善明 新町長は38歳の若さであり、被災地の復興にかかる年月が、10年とも15年とも言われているので、まさに期待された新町長であります。
P1010515-1.jpg 町長室
■女川町復興連絡協議会(FRK)
民間企業の有志にて設立されました。行政のみに全てを任せるのではなく、自分達が中心になって街づくりをするという事で活動しておられ、数十ページにも及ぶ復興プランも作成されています。
町の復興対策室の方々とも連携をとり、官民共同で復興に対する取り組みを実施。
(復興対策室には神戸の大震災時に現場対応した西宮市役所の震災対策経験者が、8月より支援に来ておられています。)
会議 P1010537-1.jpg
P1010536-1.jpg

■町の切実な問題
平野部は3m近くの、かさ上げが必要で、近くの山を削る事で土を確保するわけですが、どの山をどう削るかにより、その後の町づくりに影響がでてきます。主要道路と避難道路などの線引きがまだ出来ないので建築制限がかかったまま。旅館もほとんど壊滅した為、支援や復興で現地に来る人が宿泊する場所もないので、早く施設を確保する事を検討していますが、現実、かなり難しい。
(近い将来の復興作業時にはゼネコンさんは、自分で作業員用宿舎をつくると考えられるが、ほかの企業の方たちは、宿泊するところがない。)
元気な日本をつくる会としては、いろいろな分野のお話を聞きながら、実働できる企業とのマッチングをさせて頂くと共に、町づくりにご協力させて頂きたいと思います。
とりわけ水産業を中心とした町でございますので、「観光と水産」をテーマにしたモデルプランの提案により、すこしでもお役に立てれば幸いです。
多数あるプランの中の一例ですが、女川町で朝とれた水産物が夕方には首都圏マーケットに提供できる事から、付加価値をつけた形での提供手法を模索しております。
多数のアイデアから一緒に実現していきたいと考えておりますので、
引き続き、ご支援、宜しくお願いいたします。
野球場に立てた3階立て仮設住宅(3階立はめずらしい)の様子
仮設住宅
水産加工業、高政さんの会社の放射能測定器(地域の水産業者や行政からの検査も受け入れ。)
放射能測定器 測定器中身
地図説明

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